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ハ.ロの温湿度グラフを空気線図に置き換えて検証・・・つづき

②-B  屋内壁表面付近 空気

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下図の空気線図上、D群の黄色点でプロットされたラインは外壁表面付近の空気の変化を表しています。この外壁表面付近の空気は、B群の赤色点で表される屋内空気が、外気温により影響され性質を変化させたC群の茶色点で表される空気温度近くまで冷やされ、その過程でそれぞれの空気が対流により混合されて性質の変化が起こった空気です。厳密にいいますとこの変化には、温床からの蓄熱熱の連続放出、建材等による調湿、スキマ風による外気との換気等の要素も併せて加味する必要があります。又、熱反射断熱の最大の特質である生活熱の屋内への反射も考慮する必要があります。

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②-C  屋内ガラス表面 空気

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下図の空気線図上、E群の青色点でプロットされたラインは、ガラス表面の空気の変化を表しています。この空気は、B群の赤色点で表される空気が外気の影響で冷やされ、B群の空気と対流により混合されながら変化したものです。

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下図の空気線図は、D群のガラス表面での空気の変化と、C群の壁表面付近での空気の変化、E群の壁の中の空気変化を比較したものです。それぞれB群の屋内空気が同じA群の外気に冷やされ、各C,D,Eと性質の違う空気に変化した様子が見てとれます。興味深いことは、変化後のそれぞれのラインの形状がほぼ相似形になっていることです。そして、この変化の違いにはさまざまな要素が関わってまいります。

まず大きな要素として断熱の違いが上げられます。D群ガラス表面の空気は断熱サッシのみによって熱の伝達を抑えています。C群壁付近空気は外壁における複合した断熱構造により熱の伝達を抑えています。そして、E群壁中空気は断熱材とその外側外壁構造によるプラス断熱効果で熱の伝達を抑えています。

以上の断熱による効果を基本に、対流による空気の混合であったり、熱の伝導であったり、温床の蓄熱熱の放出や他の生活熱の影響や、内装仕上げや生活小物による調湿作用等が、それぞれの空気の成立に影響しています。従って、C,D,E各空気の成立は、それらの影響の度合いによって微妙に変化した結果によります。

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③  外壁躯体内、熱反射断熱材と石膏ボード下地との間の空気

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下図の空気線図上、茶色点でプロットされたラインは外壁内に装備された熱反射断熱材の室内側にある空気のの変化を表しています。この空気は、B群の屋内空気が外気の影響により冷やされその性質を変化したものです。この変化の度合いは、断熱材を含む躯体断熱構造全体の性能によって左右されます。又、この図から断熱性能を一定とし、もしB群の屋内空気の性質が早朝で10℃、70%になるような場合は、B群、C群とも相似形をなしている事から、C群の断熱材屋内側表面に結露が発生する可能性がある事がわかります。

空気線図に表されるC群の空気の状態が飽和線に触れた場合、この空気に結露現象が起こる事は説明してきました。空気線図を見ると、外気温度が2.2℃まで下がった時点でのC群の空気の状態は、飽和線のはるか手前に位置しています。従って、躯体内結露は起こりえないのです。

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結論として、”RIMCL-100”住宅の創り出す屋内温熱環境下のもとでは、外気温度が2.2℃まで下がっても躯体内に結露現象が起こりえない事が検証されました。

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