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2004年9月20日 (月)

【ワラ】

 中学の頃、英会話の先生が「water=水の発音はウォーターじゃなくてワラ!」と授業の度に叫んでいた影響で、未だに「ワラ」というと藁より水が頭に浮かぶ私ですが、今回は本当の藁の話です。

wara1.bmp

左の写真は「成田空港で摘発された証拠物件」ではありません。左官のTさんの藁のサンプルです。一見するとどれも同じ只の藁に見えますが、よく見ると「長い短い」「大きい細かい」「太い細い」といろいろな藁があり、これを「多めに入れるか、少なめにしておくか」が加わり珪藻土内壁のバリエーションになります。

wara2.bmp

次の「ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪「塗り壁」のようなものは、本当の「塗り壁サンプル」です。
「葉山アトリエ」と同じにはとても思えない色ですが、この色が乾くと白くなるそうです。真ん中の切れ目から上が「藁普通、量少なめ」下が「藁細かめ、量普通」で近づいてみると違いが分かります。「多め」「少なめ」といっても塗面積一坪に対して全量カップ半分ほどの藁の量を加減するので素人の私たちが藁の量から出来上がりをイメージすることは不可能です。私たちはイメージをTさんと社長に伝えることにしました。

 社長によれば、出来上がりのイメージが「藁が思いっきり見える」や「藁が全く見えない」というはっきりした注文は難しくないが、その間の「藁がちょっと見える」とか「藁がけっこう見える」は、なかなか難しいそうです。

 私のイメージ説明は「遠くからは藁に気づかないけれど、よく見てみようと壁に近づくと壁から20cmぐらいのところで『あっ、藁が入っていた』とはじめて気付くぐらいの藁の量」というたいへん難しい注文になりました。

Tさんよろしくお願いします。

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