【ダンハウスと出会うまで】
両親から受け継いだ逗子の家の建て替えを考えてはじめてから1年たった頃、私と家内は、住宅展示場めぐりを始めました。
私の父は新築、改築を含め生涯4回自宅の建築を行い、その内後半2回には私も業者との打合せや施工に立ち会っていましたので、私には一般の人より建築のことがわかっているとの自信があり、建築家に相談するという気持など全くなくむしろ建築家など一般の住宅建築には無駄な人種だと思っていました。
その頃は、前の建築の失敗や逗子に住んだ経験からの結論である「広い家」「結露のない家」「一年を通して快適な家」を明確なコンセプトとしてハウスメーカーにわかるように説明すれば必ず良い家が出来ると考えており、ハウスメーカーで私たち家族にぴったりの家ができるのに、建築家に相談して設計費用を払うことなどばかばかしいと信じていたのです。
数多いハウスメーカー候補の中から私の説明に反応の良い某輸入住宅会社に絞込んで営業担当者にコンセプトを詳細に説明しました。私の説明は自分でいうのもなんですが、とても上手に出来ているはずなのに、営業担当者の説明はどうもすっきりしません。だいたい簡単な私の質問をなんでその場で答えず持ち帰りにするのか意味がわかりません。
- この人は、私の明確なコンセプトを本当に理解しているのだろうか?
- この後、また同じ説明を設計担当者という人にしなければならないのか?
- コンセプトを具体化するコストとオプションになるということはまったく違うことがなぜわからないのだろうか?
どうもすっきりしない中、あるパンフレットに載っていた「ダンハウス」に興味を覚えた家内が「一度行ってみない」と誘ってくれましたが、建築家なんて馬鹿みたいと思っていた私はそれでも気乗り薄でした。そんな時、偶然街中で発見したハウスメーカーの家が目立たない普通の家であることに衝撃を受けました。
それまでは、住宅展示場やハウスメーカーの案内するお宅しか見学したことがなく、迂闊にも私は住宅展示場の人目を惹く建築物がそのまま自分の家になると錯覚していました。自分が発見したハウスメーカーの家があまりにも普通であったことは衝撃でした。個性があるというより目立つ家がもう一つの希望であった私は家内の言葉に従いとにかく「ダンハウス」の門を叩くことにしました。
「ダンハウスに対する信頼度(最高は白星5)」★★★★★
<続く・・・>